Driving My Wayを聴いたある音ゲーオタクの思い出語り
皆様お疲れ様です。
この記事は2020年7月1日発売
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Rock!収録
Driving My Wayを聴いて思ったこと…というか自分のオタク遍歴的にめっちゃ刺さる曲だったので、ちょっと振り返ってみたくなった次第です。
自分の趣味の話メインであんまりアイドルマスター関係ないので、そういうのは別記事を読んでもらった方がよいかもです。
きっかけ…は11年前(やばいね‼)
深夜アニメとかを観始め、オタク入りはじめ…くらいだった自分。
その合間でEXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat.初音ミクのCMが流れてたんですけど、炉心融解の曲と映像がめっちゃかっこよくて、翌月くらいに当時まだ親富孝通りにあったアニメイトでCDを買ったんすよ。
その後なんやかんやあって無事に?高専生になりPSPを手に入れた私は初音ミク -Project DIVA- 2nd を購入。音ゲイムの入り口はここだったかと。
音ゲーには大体バージョンの最後の方に解禁される"ボス曲"と言われる曲があって盛り上がるんですが、このDIVA 2ndでのボス曲は初音ミクの激唱
で、まあ素直なオタクなので演出とともに凄く盛り上がったのですね。
それで、気になって歌詞とか諸々調べていた時に出てきたのが、当時そこそこ燃えてた別ゲーのボス曲のパクリだ的ないわれのないやつ。
似ているといわれていたのがpop'n music 15 ADVENTUREのボス曲、ニエンテ/neuなんですけど、これはこれで凄く好きになったんですよ。出会い方はともかくとして。
だから、炎上案件も時と場合と状況によっては悪くない…かもしれない的な思考はここから来ているのかも。
[pop'n music] ニエンテ / neu EX 正規
まあ、なんやかんやこれをきっかけにしてぴんくま少年はpop'n music portableに手を出し、コナミ製音ゲーをはじめるのですね。
pmpでよくプレイしてたのはシンパシー4
SYMPATHY 4 「Cloudy Skies LONG」 とか、
ANTHEM TRANCE REMIX 「Votum stellarum -forest #25 RMX- LONG」 とか
MEGANE ROCK 「ポップミュージック論 LONG」 とか。
PSP音ゲーでいくと、DJMAXシリーズに出会ったのもこのころで、
Portable 3のSay it from your heartとか、
Dj max Portable 3 - Say it from your heart (Original Extented Version)
アイドルマスターでもおなじみESTiさんの楽曲たち
[DJMAX] ESTi - Ladymade Star BGA
ミリオンのオタクなら分かりそう、Tsukasaさん
この辺を嗜んでいたある日。友人に言われたのです。
○○(私の名前)ってゲーセンでは音ゲーしないの?と。
ポップンとかもともとアーケードゲームだということは知っていたものの、何かゲーセンにはいく気にはなれなかった私。この時ゲーセンに行ってみようと決意。
人気そうなjubeatに惹かれ(当時勢いがすごくて、5台くらい平気で置いてあった)そのままゲーセンで音ゲーするオタクになりました。
jubeatはオリ曲より版権が強いイメージで、
今でも聴いているサカナクションのアイデンティティ、フジファブリックの銀河、中塚武のOn and On、capsuleのPRIME TIME、BOOM BOOM SATELLITESのKICK IT OUTに出会ったのはjubeatだったなと思います。
当時コナミ製音ゲーは(今もかもしれない)自社製音楽ゲームの種類を増やして、筐体をゲーセンに買わせて、ユーザーに複数機種プレイさせることによって収益を増しており、いわゆる機種間の連動イベントが流行っておりました。
俺が一人マスター部門(通じなさそう)ってくらい複数機種で中途半端に中級者クラスの腕前なのはこのせいですきっと。飽き性だからもあるけど。
jubeat (copious ver.) でも例に漏れず。
copious travelとギタ・ドラ・jubeat大夏祭りという連動イベントがありまして、それきっかけで一番クレ数を突っ込んでいるであろうDrummaniaXG3を始めました。
当時、ギタ・ドラ・jubeat大夏祭りは楽曲解禁に最大106クレかかる(実際は緩和要素が多かったので最小で半分くらい)、最近と比べるとマジでクソイベントだったんですけど、当時めっちゃ頑張ってたし、気にしてなかったし、なんやかんや楽しんでたな…って感じっすね…
ギタドラのボス曲は歌ものポップスよりはいわゆるインスト、プログレ曲が多くて、
佐々木博史さんのConcertino in Blue
【GITADORA BGA】 Concertino in Blue / 佐々木博史
同曲のロングアレンジver
ドラムに神保彰さんが参加していることが有名で、実際自分もこの曲きっかけでカシオペアとかSynchronized DNAとか知りました(めっちゃ浅いけど)
Concertino in blue (long version)
96ちゃんのKAISER PHOENIX,Predator's Crypto
[GuitarFreaks & DrumMania XG3]Predator's Crypto Pt.1 & Pt.2
Jimmy親分のミラージュ・レジデンス
ムービーが先に決まっていた…とか、テンポをサイコロで先に決めたとかエピソードを含めてロックな曲。
李衣菜ちゃんの恒常SSR2枚目、[ブランニュー・ビート]が来た時にカード名からしてちょっとダサくてすごくロックだと思ったのは、この曲も曲名が[カタカナ・カタカナ]の字面で、頭に浮かんだからだなって。
小野秀幸さんのover…シリーズ
Gitadora overviews Master drum
大井藍子さんのオシャレ系なプログレ
Gitadora Genesis Creation Narrative Master drum
この辺の曲が凄く好きでしたね…
で、ギタドラ君は毎ver何かしら問題があるんですけど、
僕がはじめたころでいくと、
・XG3=楽曲解禁がコンプガチャ、処理落ちで譜面がソフラン化する
・GITADORA無印=アンコールステージ廃止(不評すぎて後で復活)、謎のアプリゲーでの曲解禁
・GITADORA Overheat=やっとこさ面白くなってきたところで、前作から今作にかけての一部主要コンポザの退社
ってちょっと気分的に盛り下がってきたところでぶっちゃけここからが本題。
2015年のGITADORA Tri-Boostで、Driving My Wayの作曲である山本真央樹さんが初めてギタドラに楽曲提供されるのですけれど、その曲がMIND ERUPTIONという曲で、
【GITADORA Tri-Boost BGA】 MIND ERUPTION / 山本真央樹
当時の俺は、
・Drummaniaと言いながらも打ち込みのドラムが多い中、生ドラム曲。しかも譜面が本人監修で難しいようでいて意外と叩きやすくてでもやっぱり難しい。
・何よりめちゃくちゃかっこいい
しかも、同バージョンで他に2曲(しかも片方はプレミアムアンコール曲:ギタドラでいうボス曲。ということは、同じバージョンでボス曲を2曲提供。すごい!!)
って感じでいろいろぶっ飛んでたんですよ。それくらい衝撃だったんですね。
【GITADORA Tri-Boost BGA】 EMPYREAL CATASTROPHE - 山本真央樹
Graphic Melodyはちょっとwinddrums名義っぽい
[GITADORA Tri-Boost] Graphic Melody
2015年といえばそう、10thだったり、デレアニ放映だったり、デレステ稼働だったりアイドルマスター的にもかなりいろいろあった年だと思うんですけど、自分はシンデレラガールズにほぼデレステから入った身なので、Star!!で山本真央樹さんの名前を見かけて改めてすげー‼ってなった訳ですよ。別々で好きな趣味で同じ人が活躍しているわけで。
個人的にはアイマスだとFlip Flopの2番のドラムが本当にすごいと思います。大好きです。
それからも、今日までギタドラは毎作の楽曲提供と、デレマスではドラム演奏ととときんとりなぽよのソロ曲の楽曲提供…と
ずっとコンスタントに活躍されていて、でも別々のところでそれぞれ追っていた(デレマス提供曲2曲もボカロPをされているときのwinddrums名義のオシャレ系ミュージックに近かったので、自分の中では綺麗に住み分けされていた)ので、これからもそうなんだろうと思っていたわけですよ。
でも、雲行きがかなり大きく変わったのが2020年、今年2月のデレ7th 大阪公演。
本人が出演されてドラム演奏されるってところでめっちゃテンションが上がる私。(なんやかんや4年くらい曲を聴いておりましたので…)
ライブ前から周りがアイマスのオタクたちなのにノリノリでこんな感じの話をする私。
当日も最高でした…片手ドラムソロはTwitterではずっと拝見していたのですけれど、現地はもっと凄かった。
そして、6月5日のコロムビアブログ更新でfor the Rockの情報が出て、これは…もしかして…もしかするのかとめちゃくちゃにテンションが上がる私。
間にオウムアムアに幸運をイベントが挟まって、ちょうど7月1日の午前中にコミュを見終わってからCDを買いに行ったのです。
…
…
…
本当に最高でした。
Fascinateコミュから改めて始まった黒埼ちとせの新しいマイルストーンのようでもあるし。
Unlock Starbeatとの対比で、Rock the BeatやVelvetRoseのお互いがお互いにないものを持っているライバル関係を表しているようでもあり。
…でも、個人的には、音楽ゲームという別のジャンル、趣味で好きになったコンポーザが提供したフュージョンという音楽ジャンルの楽曲を、自分が担当している大好きなアイドルが歌っているのだ…と思うとすごく幸せ。オウムアムアに幸運を…の流れも汲んで良いなら、映画的な要素も混ざっていてさらに乗算。まさしく、自分にとっては趣味がたくさんフュージョンしてるんですね。
しかも、歌詞の意味を"ちとせちゃん的には、自分にとって楽しいことを追いかけ始める曲"だと思った。だから、俺にとっての好きがいっぱい詰まったこの曲で…ちとせちゃんが嬉しいこととか好きなことを見つけに行くんだ…と思うと凄く…こう…言葉にできない感じの思いがこみ上げてくるんですね。
かなり自分の趣味嗜好が混ざっているから、本来想定されていた流れではないかもしれないけれど、凄くこう…楽しんでる。誰よりもとは言わないけれど、ベン図の重なり的にはそこまで大きくはないんじゃないでしょうか…なんて。
我ながら面白い刺さり方してるんじゃないかと思い出に文章に残せる範囲で残したかったのでこんなのを書いてみた訳ですよ。
デレステにイベントが来たら、コミュで多分ラスサビの意味をより強く感じられるようになるだろう…とか、イントロがドラムソロになっているくらいだから、また生バンドで披露されるライブがあればかなり映えるだろうとかさらに夢が膨らんでいるところです。
本当にいつもありがとう。
…蛇足。
自分はアイドルマスターを、コレと決めたアイドルをトップに導くゲームだと思っていたし、これからも多分そうなんです。だから、担当は各ゲーム(各世界線的なノリ)で1人ずつにしよう。と思っていた…という時もありました。(が、ミリシタの登場で崩れる。)
自分はちとせちゃんの見た目と声が大好きで、自分の意思が自分の中に無さそうなところがあまりにも嫌だったから担当に加えた…と思ってまして。好き嫌いが丁度半々くらいで感情の振れ幅が大きかったんだと思うんですよ。あと、Fascinateのコミュを読んで、なんとなくこの娘が手を振ってさようならしているビジョンが頭にふっと浮かんだっていうかなり気持ち悪い理由なんですけど。
要は、トップアイドルを目指す…っていうより、とりあえずこの娘が幸せになればいい。幸せになるビジョンが見えたらいいと思って担当に加えたわけです。だから、その道筋が見えたら本当に好きなキャラクターになる前に担当を降りようかなくらいのことは考えていたんですけど…
正直、オウムアムアコミュとか、[千年の誓約]コミュ(特にM@GIC☆のBGMが流れるところ。あれはズルい。泣いちゃうから。)でちとせちゃんが幸せになるルートって見えてきてる…と思ったんですよ。
いざその時が来てみると…もう縁を切れなくなってきてるし、このまま続けるのも意外と楽しいかもしれない…と思い始めている自分がいるので…もう少しこのままで。片思いのままで。
…僕が担当する黒埼ちとせは死なないし、もし寿命があったとしても、本人が望む限り限りなく延長してみせる。位のことを思ってる。出来るかはわからないけど。