白雪千夜ちゃんと記憶喪失(そしてプロデューサーと出逢ってから一部の記憶が欠落しているかもしれないという推理)
皆様ごきげんよう。
今回の主題は千夜ちゃんがアイドルになってからどこかの地点で一部の記憶が欠落しているかもしれないという推理、仮説になります。
自分の中ではそれなりの確信を持てる様になったので書いてみました。
今回から記事を書く際に自分ルールを設けました。
また、Twitterでリプライを連投している様な構成になっています。普段から増して読みにくいかもしれません。
それでは仮説を唱えるための違和感、根拠、点を挙げていきます。
1,白面の騎士とひとり、時は過ぎて での青い薔薇の扱い、セリフの違い
白面の騎士とひとり、時は過ぎてのは2枚とも特訓後が青い薔薇をあしらったカード。
前者は胸に。後者はアクセサリーとドレスに。
特に前者は黄金比で薔薇がイラストの中で1番目を引くように書かれている程、強調されている。
白面の騎士のルーム台詞にて、”私に青薔薇をまとわせる、その意味を分かっているのでしょうか”と聞かれるが、この言い方は青薔薇と本数の意味を理解している人間の言い方のように感じる。
多分、モバのリフレッシュルームのエピソードから、薔薇について調べたのだと思う。千夜ちゃんは凝り性だから。
逆に、ひとり、時は過ぎてのルーム台詞では”薔薇は本数にも意味があるのです。このコサージュは2輪の青薔薇…”と自分自身のために確認するような言い方をしている。
前者とは言い方が大きく異なる様に感じる。
2,Fascinateである意味千夜ちゃんはちとせちゃんと並び立つという1つの目標を果たしている。
Fascinate千夜ちゃんの特訓後は少し斜めになった構図になっているが、これをまっすぐ立つように見ると、千夜ちゃんとちとせちゃんが同じ高さで並んで立っているように見える。
これを私は”家では主人と従者の関係”でも”アイドルとしてなら関係なく並び立てる”と取った。
杏ちゃんの慧眼、流石ですね。貴女のひとことから拝借させていただきました。
また、Fascinate千夜ちゃんの特訓前のカード台詞で、その他でもちとせちゃんへの憧れと取れるような台詞を口にしているし、ホワイト・ロワイヤルやUnlock Starbeatで努力もしてきた。だからこそ。そう取りたかったというところもある。
だから、Fascineteのシナリオは千夜ちゃんにとってはマイルストーンではなく、マスターピース、1つの終着点かもしれないと。そう思った訳です。
だから、前段のひとり、時は過ぎては、1歩踏み出すブランニューガシャで実装されたことから、(ある意味)千夜ちゃんの物語が新しく始まったのかもしれないと。
3,ストーリー上での喪失の強調とその他の違和感
例えば、
君のステージ衣装、本当は…では奏ちゃんとの会話シーンで”喪失を受け入れなければならない。”と。
Dtastic Melodyでは嵐の中で”喪いながら…生きていくしか、ないのですか……っ。”
”(私の人生はその繰り返しだ。奪われて、失って……そして与えられる。)”
喪失、喪うという言葉が強調されているように感じる。
元から無いのと持っていたものを喪うのは全く違う。
また、Fascinateシナリオでのちとせちゃんの「アイドル楽しい?」千夜ちゃん「うん!」がDtastic Melodyの回顧では”楽しくないと言えば嘘になる”
Unlock Starbeatのギスギスした空気を衝突したと表現しない…等、千夜ちゃんのDtastic Melodyでの前のシナリオの回顧ではなんとなく受取り方に違和感を感じるような発言をしている。
ここから、何度も喪って、与えられるもの…かつ、以前のシナリオから示唆されている事を合わせると、アイドルになってからどこか(おそらく、ひとり、時は過ぎての直前じゃないか…と感じている。台詞の言い方から伝わる不安が他のカードの比じゃないから。)の時間で記憶喪失を起こしているのでは無いか…という推理。
他にも言い方、台詞の微妙なニュアンス。
特に言い方に違和感だったり感情だったり想いを感じるんだけど、正直そこまでは言葉で説明できない。
だからこれは仮説。受け取り方のひとつ。誰かの千夜ちゃんはまた違った捉え方をされているかもしれないし、僕のこの文章も推理、推測であって考察ではない…と思う。
最後に。
住む人が変わっても、建物が変わったり変わらなかったりしても街はいつもそこにある。
最近見たお気に入り映画の[場所はいつも旅先だった][ラストナイトインソーホー]から感じた感想を改めてDtastic Melodyのシナリオを改めて読みかえした時に、千夜ちゃんは先に同じことを感じていた。
人の方が流動的だ。孤独で居たい事もあれば、街のノイズ(雑踏)に癒されたいこともある。
この推理が正しいとして、いつか千夜ちゃんの記憶も戻ってくるのかもしれない。
戻ってこないかもしれない。
今は、Fascinate以前(特にホワイト・ロワイヤルがそう思う)-Drastic Melodyと、"もし仮説の受け取り方で取るなら"記憶を喪う前後で、共に歌に価値を、気持ちを見出した彼女を見届けよう。
僕の中の今の精一杯の答えはそれなのだ…。
僕はこれから彼女とベスト/ベターな道を歩んでいけるだろうか。がんばってみようと思う。
蛇足…推理、仮説が正しかったとしてのふとした疑問
ひとり、時は過ぎての親愛度台詞、Drastic Melodyの特訓前親愛度台詞
「私は……どう生きたらいいのか」「お前にわかるか、唯一のよすがを奪われるという事が」
千夜ちゃんからのこの問いに、自分が、貴方が不定期に記憶を喪失する、いつ記憶の欠落が起こるか分からない立場におかれたとして、どう答えるのか、そもそも答えられるのか。自分はまだ悩んでいたりする。
蛇足2…この仮説が正しいと千夜ちゃんの物語がより面白くなると思う点
・ひとり、時は過ぎての特訓後で廃墟の中でたたずむ千夜ちゃんと生花だけが色彩をはなっている。朽ちていくものの中でも輝くものがあるんだ…という示唆のようにも感じる。
そして、作中プロデューサーはその瞬間瞬間の千夜ちゃんに対して最適なお仕事を振っているように思う。凄い。仕事人だ。やっぱり見習っていきたい。
・カバー曲、時を刻む唄のパート割と、歌声が1度も重ならない事。
・和風の衣装だった幻妖公演(シンデレラガールズ劇場の描写からおそらく記憶を喪う前)と、中華風?香港風?個人的にはブルースリー的な美しいサイドキックをかましているDrastic Melodyの特訓後とシナリオがほぼ同時期に実装されている事、でも衣装のコンセプトが全く違う事。
この辺りが凄く面白いと思った。
浅い感想かもしれないけど。
ここまで、昔から書き溜めてたメモを元にしたとはいえ、めちゃくちゃ頑張って書いた…
エンドロール後のおまけのようなもの。
千夜ちゃんを担当し始めたのは彼女に何かシンパシーを感じて、そこにビリっときたのがきっかけで。
なんかこう…他人への警戒心とか、塩対応とも言われていたある意味丁寧、だけど空っぽな返答とか。色々な事があって会話…というよりもグループの中での発言をやめてしまうある種のあきらめとか。わかる気がした。
だからUnlock Starbeatのシナリオ大好きなんですけど。
故に千夜ちゃんの思考の悪いところも良いところも分かっているつもりだった。
で、それが担当し始めた理由だったから、目標は彼女が(何かしらの意味で)幸せになる事だったんだよ。そのラインが見えたら担当を降りるつもりだったんだ。
で、Unlock Starbeatの合宿の中で手を挙げて自分の意見を言った時になんとなくそのラインが見えたつもりだった。
Unlock Starbeatの後、その後数カ月でひとり、時は過ぎてが実装されて、この仮説をとある同僚と一緒に練り上げ出した時に、それどころじゃなくなってしまった。
それこそ、私が彼女を得意気に守っていた(分かっていた)気になっていたのだ。そして、私は私の事が分かっていないのかもしれない。
そんな何かを考えながら、Happy New Yell!!!で彼女が居ない中、君のステージ衣装、本当は…のフルが初披露されて。
彼女がこの歌を歌う姿、別れの瞬間を想像したときにボロ泣きしてしまって。
ああ、俺、この娘と別れたくなかったんだ。別れたくなくなってたんだ。って。
だから、愛知公演、君のステージ衣装、本当 は…がどうしても現地で聴きたくて。想いと感情をその場で受け取りたくて。
その場に居られること。立ち会える喜びを噛み締めながら。
すごく楽しみにしています。