白雪千夜ちゃんがアイドルの原石になるまでの物語
◻︎はじめに
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
この度は、白雪千夜ちゃんに対する認識が、私と、私のTLで観測できる範囲のPと余りにも違っていたので、何故ここまで違っているのかを知りたくて、自分の”最初に感じた”思いをまとめたく筆をとりました。fascinateの音源が出て節目としてはちょうどいいかなと。
なので、内容としてはメモリアルコミュ、Nカード、SRカード、イベントコミュ〜数話までの内容に留めてます。
そして、この記事はほぼ個人の主観で構成されています。(ここが1番重要です)
それでも、もしも良ければお付き合い頂けると幸いです。
俺は、彼女の事を”(変わりたいと願う)強い意志がある”けれど”自分嫌いなので、自分には何もできない”と思っている女の子だと思っていました(います)
◻︎そもそも千夜ちゃんは最初、アイドルやる気がなかったのか
TLでよく流れてきた千夜ちゃんはアイドルやる気が無いって話ですが、俺は全くそう捉えていませんでした。やる気とか意思はあるんだけど、自分で認められないからちょっとはぐらかしてる感じ、とかお嬢様のためって言っているような印象を受けていました。
やる気がない説の1番分かりやすい所は、劇場わいどのやらされてる発言
とかコミュでの諸々の発言とかでそう思われているのだと思います。
ただ、俺は自分嫌いな人間の自己評価マイナス発言をあまり信用していないので、これは本心なのか?と疑ってかかっていました。
そういう目でいくと、N特訓前の台詞
も、”私が自由にできるのは私だけ。”と前置きした上で、”ここへ来たのは私の意思ではありません。””それでも良いから来たのです。”と言っています。この、”それでも良いから来たのです。”の解釈が難しいのです。
ちとせちゃんに流されて〜とも取れるんですけど、俺はここで、”私が自由にできるのは私だけ。”が効いてくるのではないかと思ってます。
最終的に決めたのは千夜ちゃん自身なのだと暗に言っているのではないかと。
そしてfascinate特訓前の台詞
の”たまには起こされる経験もしたいものです。”が、自分もお嬢様側に立ってみたいという願望をちょっとだけ口にしてみたのかなと。冗談めかして言ったちょっとした一言に本心があるのかなって。
そして、イベントコミュop
のちとせちゃんからの”アイドル楽しい?”の問いかけに、ちょっと迷って”分かりません。”と答えています。この迷いが、楽しいと思う気持ちは少しだけあるけど、自分で認められないって事なのかなと。だからこその”分かりません。”なんじゃないかなーと思いました。
本当にやらされてると、流されてると思っていたら、ここではっきり否定するんじゃないでしょうか。(分からないけど。)
この辺を踏まえると、次に認識が変わるのがメモリアルコミュとN特訓後コミュです。
メモリアルコミュで僕ちゃんって呼ばれて怒っているのも、
N特訓後の衣装がメイド服なのが悪趣味だと言っているのも、ちとせちゃんだから使えているのであって、別に自分自身がそうありたい訳ではないと思っているのではないか?と感じました。だからこそ、この2つのコミュが個人的にはBADコミュっぽく見えています。
◻︎千夜ちゃんの自分嫌いについて
次に多かった、親愛度コミュが親愛度が上がっている感じがしないについてです。ここは千夜ちゃんが自分嫌いな人間っていうフィルタがかかっているので、そういう発言になってしまうんじゃないかと思っています。
特に顕著なのが特訓後の親愛度60コミュ。
アイドルとして、(おそらく)賞賛や評価を受ける事を”慣れ”だと表現しています。
これは今まで褒められる事や評価される事が無かったせいで、賞賛されても素直に喜べないし、なんなら自分自身は自分が嫌いだから、褒められているのは自分ではないと思ってしまうのではないかなーと直感してしまったんですよね…
そしてこのコミュで1番心が痛かった最後の千夜ちゃんからの問いかけ。
アイドルを辞める事になったら。と考えている千夜ちゃん。
評価されているのは”アイドル”としての自分ですよね?という意味や、だからこそ、ちとせちゃんがアイドル辞めるって言ったら自分は必要ありませんよね?という意味、賞賛されたり評価されたりしている自分がアイドル辞める事でなくなってしまう事に対する悲観とか色々感じてしまって、とてもつらく悲しかった…
この娘は本当にどんな人生を歩んできたのかと…
どこがどうという訳でもないんですけど、周囲への棘のある言動、威嚇するような言動も、関係を作ってから嫌われる、失望されてしまうのが怖いからあらかじめ他人を避けているのでは?とまで考えてしまった…
(自分嫌いの話は、大体自分がつらくなるのでこのくらいで)
◻︎おわり
この辺踏まえてイベントコミュを読んでいただくと違う認識になるかもしれないし、ならないかもしれないです。
まとめられているようで何もまとまっていないし、本当は文脈とか話の流れとかリアルINTで分かることもあるみたいなんですけど、僕は無知なので分かりません。
ただ、1つだけ言えるのは、千夜ちゃんに対してどんな認識をしていても、イベントコミュのEDで千夜ちゃんがアイドルを楽しめるようになった事実は変わらないのです。過程とそれに伴って受ける印象が変わるだけ。”アイドルの”白雪千夜ちゃんの人生はここから始まるのです。
そして、僕は”やる気も変わりたいと願う強い意志もある”けど、”自分嫌いで自分には何もできないと思っている”から何か燻っているように見えたし、だから、何かこう…自分の心の薄暗い部分からのシンパシーを感じてしまって、応援したくなっちゃったんですよね。
あと、自分嫌いに対する意見については、初星演舞の中村繪里子さんの最後のMCが1番秀逸だと思うので是非観ていただきたいと思います。よろしくって感じです。
ですが、僕としては、自分嫌いが楽しく生きていくためには、
①自分を好きになる、自信を持つ
②その人だけにしか出来ない役割を持つ
③自分が嫌いな事を忘れるくらい楽しいと感じられる事を見つける
④自分自身は自分が嫌いでも、受け入れてくれる仲間とか友達とか恋人とかの類をつくる
の択がある(多分もっとあるけど思いついたのはこの辺です)
①は個人的には中々に無理だと思う。よく陽キャと呼ばれがちな人間は勘違いしてるみたいだけど。
②で千夜ちゃんを救おうとしたのがちとせちゃんなのかなと思います。
そしてちとせちゃんは③と④を求めてPに千夜ちゃんを紹介したんだと。でも別に言われなくても分かってるよ。あのロール無くてもそうしようと思ってたし。
だから、これからもし担当するなら千夜ちゃんには沢山の”好き”と信頼できる”仲間”を増やしていけたらなーと。
あと、自分嫌いってサラリーマンな人生だと損だと思うんですけど、アイドルみたいなアーティスティックなお仕事なら立派な個性かなと。自分ができないと思うからこそ、出来るまで努力出来ると思うので。
ここまで読んで頂いてアレなんですけど、なんか文面に起こしたら言いたかったのはこんな事じゃない‼︎と騒ぐ自分がいます。
多分、三分の一も伝わらないし言葉にも出来ない。
てか読み返したら表記揺れが酷すぎるし一人称も違うなと思ったけど気にしない。メモだから。