メモ

140字に収まらなかったメモ書きです

Irreplaceable days(後編:Side 黒埼ちとせ)

皆様ごきげんよう…と書き始めたものの、前回更新から早数ヶ月。

月1ペースは保ちたい…と思いつつも眠気には勝てず、副業は増えるばかり…という愚痴は早々に切り上げて。

 

Velvet Roseの実装から1年が経ち、ちょっと考え方が変わって。

彼女達のシナリオは正しいルートってものがあるんだろうな…と思いつつ、それを追い求めつつも、自分の中のバイアス、偏りは消せないなとある種のあきらめ?受け入れちゃったので今回はそんな感じです。

 

今回は年末に振り返った考察記事が間違っていました…という内容…と、

 

 大阪公演の感想記事がなんでああなったのか…

 

そもそも自分は黒埼ちとせというキャラクターをどう思っているのだろうか。

的な内容になる予定です。

(※個人の感想です)(※読んだ人が不快感を覚える可能性があります)(※何を書いていても怒らないでください)

 

では。

 

当初、私は彼女に対してこんな記事を書いていたらしい。

 

 

 ぐええ恥ずかしい。

自分としては、割と最初から彼女は本当にお嬢様なのか?何かをロールしているのではないか?

と思っているわけですが、きっかけはFascinateエンディングで寝坊する千夜ちゃんのシーン。

 

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このシーンでなんとなく、ちとせちゃんは別に起こしてもらわなくても普通に起きられるのでは?という印象を得てしまった。

(逆に、千夜ちゃんが寝坊した理由を"安心したから"だとすると、起きれている普段は家でも気を張っているのかともちょっと思ったりしましたがそれは別記事で。)

 

それなら何故、Fascinateのオープニングであんなに自堕落な感じ…なのか

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ちとせちゃんの自堕落さ…に違和感を感じ始めると、レッスン着にも違和感が。

 

肩を出しているのはだらしなさ…で無いとしたら。ファンが見ているわけではないレッスンの時に露出を増やしてセクシーに魅せるのは何故か。

 

[Fascinate]黒埼ちとせ特訓前(あるいはFascinate4話)でのPとの会話シーン。

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月明かりの下の彼女。

胸と脚、(本人曰く)人がうらやむようなボディラインを強調しつつ、手でヒップラインに視線を誘導している(様な気がする。)相手はPなのに。

 

この辺の懐疑点が、自分のなかではぷちのセリフとうまく繋がってしまって…

たとえばこれ。

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見つかっちゃった♪といいつつも、アイドルがクラブで自分の曲を歌い始めたら、当たり前のようにそちらに注目してしまうのではないか。

 

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次にこれ。自分は例えるなら、Pがちとせちゃんに話しかける前に、何をしているのかタイミングは悪くないか…等々確認のために様子を伺ったら…というセリフだと思った。もしそう考えるなら、恐らく彼女は常に周りの様子を伺っているのではないか。

 

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そしてこれ。自分は覚えている≒そのことを考えること。だと受け取ってしまった。

だから、あなたも覚えていてね。≒自分のことを思っていて欲しい…なのかなと思ってしまっているわけで。

多分、黒埼ちとせが夭折するタイプの解釈とは受け取り方が違うかもしれない。

 

 

 

この辺諸々を考えると、自分の中では彼女が

 

"常に周囲が望む黒埼ちとせ"であり続けている。

なぜなら、どんな目でも、見方でもいいから自分のことを見て欲しい、認識して欲しい、見捨てないで欲しいから。

 

なのではないかと思ってしまっている。

 

だからこそ、

千夜ちゃんには負い目無くそばにいてもらうためにお世話されてあげている。

 

また、[クリムゾンセレニティ]特訓前にて、千夜ちゃんにサンストーンのピアスを選んでいるが、サンストーンは11/10の誕生石である。

そう。彼女は自分の誕生石のアクセサリを千夜ちゃんに渡そうとしている。

恐らく、アクセサリを見る度に自分のことを考えて欲しいからなのでは。

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Pには(彼女をスカウトした≒見た目に惹かれた)と考えて、チャームをかけようとしているのではないかと思っている。

 

また、クリスマスプレゼントに薔薇のハーバリウムをくれるが、

これも、直前のお仕事が[クリムゾンセレニティ]≒赤い薔薇のイメージをPはちとせちゃんに抱いていると考えた結果なのでは、ハーバリウムなのはいつまでも一目見るだけで自分のことを考えるように…なのではないか。と。

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挙げていくと、そのような感じで受け取れるセリフ、でれぽへの投稿、行動etc…たくさんあるけれど、別に千夜ちゃんやPに対してだけでなく、他のアイドルたちにも同様に気遣って大切に相対していると思う。

彼女は多分、自分を見てくれている人すべてに依存、あるいは大切に愛しているのだ。きっと。

 

 

 

 

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Fascinate2話のこのセリフも、一見自信あふれるセリフに見えるかもしれないけれど。

ここまで読んでもらうとそう。何者にもなれる≒自分が無い。容姿も、家柄も自分で自力で手に入れたものではなく、生まれ持ったものをそのまま伸ばしていったのではないか。そう考えると、空っぽな印象も受ける。

 

 

 

ここまで考えて、改めてFascinateのシナリオを読み返してかなり大きく受け取り方が変わったのが4話。

 

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"千夜ちゃんを私の僕ちゃんじゃなくしてあげて。"という望みは、前段までのちとせちゃんの言動から受ける"千夜ちゃんに自分のことを考えていて欲しい、思っていて欲しい"という印象とは真逆の望み…だと思う。

 

……ともすれば、僕でなくなりたいのは本当は白雪千夜の望み。

 

だからこそそれを理解しているであろう作中Pの返答は…

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これはきっと、千夜ちゃんもちとせちゃんと同じコトを考えている。

つまり、黒埼ちとせが白雪千夜の望みを口にした…と同様に白雪千夜が黒埼ちとせの望みを叶えるために行動する(だろう)。

と伝えていたのではないだろうか。

 

 

また、エンディングのインタビューシーンで、

千夜ちゃんはちとせちゃんのことを

ちとせちゃんは千夜ちゃんのことを

それぞれ回答している。

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それはこの後のお互いをどう感じているか~も実は

千夜ちゃんはちとせちゃんのことを

ちとせちゃんは千夜ちゃんのことを

それぞれ回答していることの示唆だったんじゃないか。

 

ちなみに千夜ちゃんの回答は

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以上を踏まえて妄想するなら…

 

………この二人は共依存ではなく、相思相愛…かもしれないが、需要と供給がかみ合いすぎて窮屈だったんだろう。

それが、別の人生に変わって、経験を重ねることで、互いが互いの望みを叶えあって前に進む関係へと昇華されたのかもしれない。

 

だからこの二人の関係は、作中Pのこの言葉に尽きると思う。

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今となっては、大阪公演で千夜ちゃんの歌とダンスに抑揚が無かったのは、恐らくまだこの関係に行き着いていないことの示唆…窮屈な関係の示唆…………だとすると。 

いつか二人がユニット衣装を着て、行き着いたFascinateを聴ける日が来るのかも知れない。その時が本当のFascinateという曲の完成。Fascinateというシナリオの完結。だと思う。

 

その時が来るのを楽しみに待っています。

 

 

 

 

 

 

ここまで書いたところで。

自分としてはアイドルマスターってゲームは担当アイドルと頂点を目指すゲームだと思っているけれど、この二人は多分まだトップを目指す…って感じじゃないような気がするんですよね。誰にでもチャンスはある…っていうところでとどまっている感じ。

自分としては物語の続きが気になる。ページをめくりたくなる。そんな気分。

 

だから、ちょっとした気の迷いかもしれないけれど、名刺を凝ってみたり、シナリオを読み返して考えたり、こんな文章を書いてみたり…いろいろやってみたりしてるってところで。

 

このいろいろ…てところに時間をかけているのが、いつか、かけがえのない日々だった。と思い返せる日が来る…かもしれないですね。