メモ

140字に収まらなかったメモ書きです

Irreplaceable days(後編:Side 黒埼ちとせ)

皆様ごきげんよう…と書き始めたものの、前回更新から早数ヶ月。

月1ペースは保ちたい…と思いつつも眠気には勝てず、副業は増えるばかり…という愚痴は早々に切り上げて。

 

Velvet Roseの実装から1年が経ち、ちょっと考え方が変わって。

彼女達のシナリオは正しいルートってものがあるんだろうな…と思いつつ、それを追い求めつつも、自分の中のバイアス、偏りは消せないなとある種のあきらめ?受け入れちゃったので今回はそんな感じです。

 

今回は年末に振り返った考察記事が間違っていました…という内容…と、

 

 大阪公演の感想記事がなんでああなったのか…

 

そもそも自分は黒埼ちとせというキャラクターをどう思っているのだろうか。

的な内容になる予定です。

(※個人の感想です)(※読んだ人が不快感を覚える可能性があります)(※何を書いていても怒らないでください)

 

では。

 

当初、私は彼女に対してこんな記事を書いていたらしい。

 

 

 ぐええ恥ずかしい。

自分としては、割と最初から彼女は本当にお嬢様なのか?何かをロールしているのではないか?

と思っているわけですが、きっかけはFascinateエンディングで寝坊する千夜ちゃんのシーン。

 

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このシーンでなんとなく、ちとせちゃんは別に起こしてもらわなくても普通に起きられるのでは?という印象を得てしまった。

(逆に、千夜ちゃんが寝坊した理由を"安心したから"だとすると、起きれている普段は家でも気を張っているのかともちょっと思ったりしましたがそれは別記事で。)

 

それなら何故、Fascinateのオープニングであんなに自堕落な感じ…なのか

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ちとせちゃんの自堕落さ…に違和感を感じ始めると、レッスン着にも違和感が。

 

肩を出しているのはだらしなさ…で無いとしたら。ファンが見ているわけではないレッスンの時に露出を増やしてセクシーに魅せるのは何故か。

 

[Fascinate]黒埼ちとせ特訓前(あるいはFascinate4話)でのPとの会話シーン。

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月明かりの下の彼女。

胸と脚、(本人曰く)人がうらやむようなボディラインを強調しつつ、手でヒップラインに視線を誘導している(様な気がする。)相手はPなのに。

 

この辺の懐疑点が、自分のなかではぷちのセリフとうまく繋がってしまって…

たとえばこれ。

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見つかっちゃった♪といいつつも、アイドルがクラブで自分の曲を歌い始めたら、当たり前のようにそちらに注目してしまうのではないか。

 

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次にこれ。自分は例えるなら、Pがちとせちゃんに話しかける前に、何をしているのかタイミングは悪くないか…等々確認のために様子を伺ったら…というセリフだと思った。もしそう考えるなら、恐らく彼女は常に周りの様子を伺っているのではないか。

 

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そしてこれ。自分は覚えている≒そのことを考えること。だと受け取ってしまった。

だから、あなたも覚えていてね。≒自分のことを思っていて欲しい…なのかなと思ってしまっているわけで。

多分、黒埼ちとせが夭折するタイプの解釈とは受け取り方が違うかもしれない。

 

 

 

この辺諸々を考えると、自分の中では彼女が

 

"常に周囲が望む黒埼ちとせ"であり続けている。

なぜなら、どんな目でも、見方でもいいから自分のことを見て欲しい、認識して欲しい、見捨てないで欲しいから。

 

なのではないかと思ってしまっている。

 

だからこそ、

千夜ちゃんには負い目無くそばにいてもらうためにお世話されてあげている。

 

また、[クリムゾンセレニティ]特訓前にて、千夜ちゃんにサンストーンのピアスを選んでいるが、サンストーンは11/10の誕生石である。

そう。彼女は自分の誕生石のアクセサリを千夜ちゃんに渡そうとしている。

恐らく、アクセサリを見る度に自分のことを考えて欲しいからなのでは。

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Pには(彼女をスカウトした≒見た目に惹かれた)と考えて、チャームをかけようとしているのではないかと思っている。

 

また、クリスマスプレゼントに薔薇のハーバリウムをくれるが、

これも、直前のお仕事が[クリムゾンセレニティ]≒赤い薔薇のイメージをPはちとせちゃんに抱いていると考えた結果なのでは、ハーバリウムなのはいつまでも一目見るだけで自分のことを考えるように…なのではないか。と。

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挙げていくと、そのような感じで受け取れるセリフ、でれぽへの投稿、行動etc…たくさんあるけれど、別に千夜ちゃんやPに対してだけでなく、他のアイドルたちにも同様に気遣って大切に相対していると思う。

彼女は多分、自分を見てくれている人すべてに依存、あるいは大切に愛しているのだ。きっと。

 

 

 

 

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Fascinate2話のこのセリフも、一見自信あふれるセリフに見えるかもしれないけれど。

ここまで読んでもらうとそう。何者にもなれる≒自分が無い。容姿も、家柄も自分で自力で手に入れたものではなく、生まれ持ったものをそのまま伸ばしていったのではないか。そう考えると、空っぽな印象も受ける。

 

 

 

ここまで考えて、改めてFascinateのシナリオを読み返してかなり大きく受け取り方が変わったのが4話。

 

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"千夜ちゃんを私の僕ちゃんじゃなくしてあげて。"という望みは、前段までのちとせちゃんの言動から受ける"千夜ちゃんに自分のことを考えていて欲しい、思っていて欲しい"という印象とは真逆の望み…だと思う。

 

……ともすれば、僕でなくなりたいのは本当は白雪千夜の望み。

 

だからこそそれを理解しているであろう作中Pの返答は…

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これはきっと、千夜ちゃんもちとせちゃんと同じコトを考えている。

つまり、黒埼ちとせが白雪千夜の望みを口にした…と同様に白雪千夜が黒埼ちとせの望みを叶えるために行動する(だろう)。

と伝えていたのではないだろうか。

 

 

また、エンディングのインタビューシーンで、

千夜ちゃんはちとせちゃんのことを

ちとせちゃんは千夜ちゃんのことを

それぞれ回答している。

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それはこの後のお互いをどう感じているか~も実は

千夜ちゃんはちとせちゃんのことを

ちとせちゃんは千夜ちゃんのことを

それぞれ回答していることの示唆だったんじゃないか。

 

ちなみに千夜ちゃんの回答は

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以上を踏まえて妄想するなら…

 

………この二人は共依存ではなく、相思相愛…かもしれないが、需要と供給がかみ合いすぎて窮屈だったんだろう。

それが、別の人生に変わって、経験を重ねることで、互いが互いの望みを叶えあって前に進む関係へと昇華されたのかもしれない。

 

だからこの二人の関係は、作中Pのこの言葉に尽きると思う。

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今となっては、大阪公演で千夜ちゃんの歌とダンスに抑揚が無かったのは、恐らくまだこの関係に行き着いていないことの示唆…窮屈な関係の示唆…………だとすると。 

いつか二人がユニット衣装を着て、行き着いたFascinateを聴ける日が来るのかも知れない。その時が本当のFascinateという曲の完成。Fascinateというシナリオの完結。だと思う。

 

その時が来るのを楽しみに待っています。

 

 

 

 

 

 

ここまで書いたところで。

自分としてはアイドルマスターってゲームは担当アイドルと頂点を目指すゲームだと思っているけれど、この二人は多分まだトップを目指す…って感じじゃないような気がするんですよね。誰にでもチャンスはある…っていうところでとどまっている感じ。

自分としては物語の続きが気になる。ページをめくりたくなる。そんな気分。

 

だから、ちょっとした気の迷いかもしれないけれど、名刺を凝ってみたり、シナリオを読み返して考えたり、こんな文章を書いてみたり…いろいろやってみたりしてるってところで。

 

このいろいろ…てところに時間をかけているのが、いつか、かけがえのない日々だった。と思い返せる日が来る…かもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

映画MIDSOMMAR(ミッドサマー)のレビュー(ネタバレなしのつもり)

映画の中で誰が何をしてどうなったかは全く触れていないが、映画を観て思った考えを記載しているので、察しがいい人が読めば内容が分かってしまうかもしれない。


俺が公開前に海外レビューを読んでいて、鑑賞後に一番しっくり来たのは"もし自殺を考えている人間がこの映画を観た場合、その考えを後押しする可能性がある。"というもの。

 

別に生きているのが苦しいとか、つらいとか言っている人間に向かってこれを言うつもりはなくて。
自分はなぜ生きているのかよく分からないと疑問を持っている人間、自分の人生が無価値だと自覚している人間を対象にしている。

 

理由もはっきりしていて…
本映画に出てくるホルガという村では、個人が生きることより集団のために死ぬ方が意味がある、価値があるとする描写が多い。また、演出、設定によって登場人物も、観客である私たちもそれに疑問を抱かない。当たり前のように受け入れてしまう。

だから、"人生が無意味だと自覚している人間"が、"周囲の人間にとって価値がある死"を選ぶのを後押しする可能性があるんじゃないかと。後押しはしないにしてもそういう考え方もあるのだと当たり前のように思ってしまうのではないかと考えた。
これは別に自分がどうとかいう話でもなく、監督のインタビューや内容を精査した上でのロジカルな結論…のつもり。

 


この映画でのアリ・アスター監督のすごいなと思ったポイントは、正統派ホラーの構成をしておきながら一部を大きく変えて映画そのものの印象を変えているところ。

前作のヘレディタリー~継承~では、一般的なホラーでは霊的、悪魔的な存在を暗い影のようなもので描写しがちなところを、スポットの光で。むしろピーターの魂を暗い影のような描写で描いていた。
今作のミッドサマーでは、一般的なホラーでは確信に迫るほどに舞台が暗く、狭くなっていくところを白夜という設定を用いて核心、ラストに近くなるほどに舞台が明るく、開けていくのだ。

これが明るいことが、恐ろしい。恐怖の中のカタルシスを生み出している一因なのかななんて思う。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Glowing Rock! の超個人的感想文その2

 

pinkuma0112.hatenablog.com

 本記事は上記記事の続き、その2です。

別に独立した内容ですのであんまり気にしないでもらっていいです。

 

・Voyage

新田美波さんが好きなんですが、好きになったきっかけ(表面)が6thのこの曲の初披露でした。

そのときは、スタンド2階席だったんですが、水色のコンサートライトがまるで海のようで。中央に光が差すライティングが後光に見え、その中で歌う彼女は本気で女神のようで…(という話は身内に散々している。いつもすいません。)

そのイメージは7th名古屋のシクレ披露だったSecret Daybreakでの演出、後から白飛びしそうな位強く照りつけるライトと歌声で更に補強されてしまったわけですが…

 

その辺りを踏まえて改めてアコースティック版で披露された本曲。

前述のイメージだとどこか遠いところにいるような感じがしてたわけですが、今回は聴いててどこか近くにいてくれる感じが…Secret Daybreakのストーリーでもあったんですが、ヴィーナスのイメージで実際そういう仕事を多々こなしている彼女も人並みに、年齢なりに悩みとかあるんだなあ…とか思ってて、そういうイメージで励ましてくれる感じがしたんですよね。人間味というか、あったかさというか。

 

6thのときは「君が助けを求めるなら、人魚にもなれる」とか、「今日も寄せては返す誰かの心 傷が磨かれ輝く美しい君の魂」とかのちょっと遠くで見守ってくれている感じの歌詞が印象に残ったわけですが、今回は「何をやっても空回りで、この感情のやり場もなくて」とか、「君にしか見えない景色があるはず」とか、「弱さを受け入れ「それでも」と前を見て、さあ行こう」とか、素直に励ましてくれる方の歌詞が印象に強くて。とても、良かったです。

・in fact

橘さんのin factアコースティックverは、幕張のto you for me披露から繋がってる気がしておりまして。橘さんについてはあまり詳しいわけではないですが、to you for meという曲を"早く大人になるという焦りや気負いではなく、自分なりに前に進んでいくことを受け入れた彼女が、そのときに湧きあがった感情を伝えるための歌"なのかな?なんて思うんですけれども。

そう思うと、今まで冷たいイメージだったin factが、あたたかい気持ちで歌われるようになったのもその変化の結果、伝えたいことが変わったからかな?素直になったのかな?なんて思いまして。

だから、2曲目ソロがあったからこの新しい表現のin factが生まれたのかな、なんて思うのです。

・夏恋-NATU KOI-

そしてそう。個人的には、先述の新しい表現のin factがあったからこそ、この夏恋から熱いグルーヴを感じるコトが出来まして。

この曲は個人的に超好きで、ずっと披露されるのを楽しみにしていました。

身内アンケでも聴きたい…って書いてたので、分かる人は分かってもらえるかもですが。

曲調も今までデレになかった感じで大好きなんですが、何よりも歌詞で、「自分の気持ち気づいてから、歩く速度を上げた」「素直にこの気持ちを言えば、未来は変わってゆくかな」「もう少しだけ勇気あれば、本当の気持ちを言えたら」「急いで答え探すよりも、本当の気持ち伝われば」と、自分の気持ちにフィーチャーしており、そこが大好きなのです。

歌詞にあるとおり、自分の気持ちを誰かに伝えるのはとても難しいことだと思います。

自分の中に何かあることにまず、気づくこと。気づいたらそれをまとめること。まとめたそれを相手に伝えること。そして、相手が伝えたことを正しく受け取ってくれて、初めて伝わるわけで。たくさん壁があるよね…なんて思うわけです。

でも、この歌は「未来は変わってゆくかな」とほんの少しの希望を。チャレンジする勇気をくれるんです。

 

だから、"本当の気持ちを伝える勇気をくれる歌"を"素直な気持ちを伝えたい"橘さんが歌っているのがとても情緒的だなと、前日の新しい表現のin factもあって、とてもそう思えたのです。

・生存本能ヴァルキュリア

千夜ちゃんとちとせちゃんの参加曲。

大体の人が言っている感想にはなってしまうけれど、パート割りがとても素敵。

サビ前の歌詞、「守りたいもの守れる強さを、力を手に入れたいの」と「暇じゃないの私、あなたと違って建設的よ。未来を見ているのいつでも」を千夜ちゃんが歌っていると、彼女の望みだとか考え方をあらわしているようで、同じ曲、同じ歌詞なのにこんなに綺麗にはまるのか…と思ってしまった。すごい。

ただ同時に、ちとせちゃんに割り振られた歌詞が「守られるばかりのコドモじゃない、もう私」ってことを考えるなら、ちとせちゃんは千夜ちゃんに本当はずっとそばにいてほしいのに、自由になりたい千夜ちゃんに合わせているんじゃないか…?的なことを考えて胸が苦しくなりました。

ちとせちゃんと千夜ちゃんの担当をしている身としては、この歌は離別の意思のように感じられます。

 

後ですね…2日目の席が最高だったので千夜ちゃんを超間近で見たわけですが、1日目と2日目は歌い方や振りの感じを少し変えていた気がします。1日目をみて無表情、無心、ぎこちない振付だったので、どの辺りまでが緊張で、どの辺りまでが演技なのか正直分からなかったので打ち上げでもそういう会話をしていたのですが、2日目はもう少し振りに勢いがあり、歌い方も平坦なイントネーションは変わらないように感じたものの、全力さが違ったというか…印象が少し違ったので、ここで変えたところは多分演技だったのだと。シナリオ上もっと人生を楽しんでもらえればもっと素敵な歌声が聴けるのだと信じられる1曲でした。

 

・Fascinate

詳しくは、別記事(年末に上げたやつの続きの予定)で書くつもりなんですけど、

初日は聴いていてめちゃくちゃしんどかった。ひとつになることが、こんなに苦しそうだなんて。

自分としては、年末の記事にまとめたとおり、半ば有意識的にFascinateシナリオでみられた"アイドルが楽しいと思い始めた千夜ちゃん"と"ちゃんと自分の意思を持って生きようとするちとせちゃん"のステージが観られると思っていたのです。これがおそらく自分の中の期待のバイアスで。ヴァルキュリアの時点でなんとなく分かっていたものの、ここでそうではないことがはっきりしてしまった。

千夜ちゃんの抑揚を消し、ロングトーンは平坦に伸ばした上で途中でぶった切り、ぎこちない振りで踊る姿は到底ステージを楽しんでいるようには見えなかった。
むしろ、辛そうだとすら思ってしまった。CD音源だとそういう印象ではなかったのに。ライブでこんな気持ちになるなんて思わなかった。しんどい。

他のアイドルたちが自分らしいステージを魅せる中で、この二人だけは自分を捨てたステージを披露したのは、パンフレットの関口さんのインタビューよろしく、ある意味ロック。

というのが、初日に聴いた印象。

 

ヴァルキュリアの項で書いたとおり、2日目は印象が違いました。

だから、これから彼女達は変わっていくのだと思います。初めてのステージ、忘れません。

 

……でも、Fascinateシナリオがあったから彼女達はこの曲を歌っているわけで、でもその内容で到達したところの歌い方をステージでしていないとすれば、Fascinateのシナリオはなかったことになっているか、まだそこまで行っていないか、あるいは別時空なのか。いずれにせよ、

 

pinkuma0112.hatenablog.com この記事で書いた内容は違ってたぽいです。また考えよう。

 

・Absolute Nine

ここまで千夜ちゃんとちとせちゃんの歌ってきた楽曲が生存本能ヴァルキュリアとFascinate(ちとせちゃんはオウムアムアも) で、2人の関係性を歌っているように感じた俺は、この曲の"絶対"と"未来"のワードが頭に残って。

勝手に"ちとせちゃんと千夜ちゃんの進んでいく方向はたぶん変わらない。普遍的、絶対的なものである。でも、でも関係の中身は、主従のままとは限らない。歩いていく過程は同じだとは限らない。追いかけたり、追いかけられたり。くっついたり、離れたり。それはきっとある種のライバル関係。"っていう自己解釈とくっつけてしまいました。違うかもしれない。

 

・おんなの道は星の道

この曲はMCでやると思わなかったでしょ的なコトを後から言われていたような気がするのですが、なつきちがロックな魂を感じるアイドルとして巴お嬢を挙げていた位、村上巴はハートがロックなので、むしろここでロックぶちかますっしょ位のことを思っておりました。

実際、アレンジも相まって唯一無二のロックなステージが繰り広げられていたと思います。

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なつきちがロックな魂を感じるアイドル
・Rockin’ Emotion

ロック公演でやらないわけがない!でも…と思っていたら、木村夏樹を慕うアイドル達による歌唱になりましたね。

自分は李衣菜ちゃんの担当Pなので、なつきちの人徳、カッコよさでこういう機会でもなければ中々交わることがなかっただろうアイドル達が一緒に歌っている。ってだけでもかなりアツい気持ちになれました。

次はなつきちが生バンで歌っている姿も観たいっすね。

 

・Twilight sky

同担の中でも賛否が分かれているような気がする今回のTwilight sky
俺の中では複雑な感情を抱きつつも完全に賛の側なので、否の側のプロデューサーさんは読み飛ばしてほしいです。

 

※複雑な感情を抱いている要素
・これまでのステージで、色々なアイドルたちが自分らしいステージを披露していく中で、李衣菜ちゃんはどんなステージを見せてくれるのだろうか…しかもロックを冠したライブで…って思っていたので、ソロで歌わないのか…と思ってしまった。(でも、李衣菜ちゃんはユニットとして輝く個性もあると知っている。特に今年はめざフェスだとか、アイチャレ復刻だとか、Unlock Starbeatだとか、それを強く感じるストーリーが多かったので。)とか。
・ギターソロを呼ばなかった(でも、ギターソロカモン!!はOωOver!!で1度やっているし、IMAJOさんのギターはなつきちのギターだとはっきりしているけど、もう李衣菜ちゃんはギターが弾けるから…とも取れるんだよなあ)とか。
いろいろ、面倒なことがイントロくらいまで頭によぎったのです。そう。イントロまで。

 

でも、李衣菜ちゃんが歌っている姿をみたらそういうのが全部ぶっ飛んだ。
彼女が涙をにじませながら、全力で歌う姿は最高にクールで、でも熱くて、最高にロックでした。

詳しくは別記事にまとめるつもりですが、彼女は6thくらいから歌い方が大きく変わっているので、ああ、今彼女がこの曲を歌うとこんな風になるのか…ととても満足できたり。
席が最強で最高だったので(前が柵)、オルスタのライブの風情を勝手に重ねることができたり。
初めて現地でこの曲を聴いて、UOを折ることができたり(きっときれいだったんだろうな)。

間違いなく、あの日あの時あの瞬間しか感じられないグルーヴで、かけがえのない、最高のひと時でした。

満足はしてませんが、最高に最強にアルティメットにめちゃくちゃ楽しかったです!!

 

その2で終わらなかった…

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Glowing Rock! の超個人的感想文その1

※前置き

同僚の皆様こんにちは。

 

過ぎ去る刻は早いもので、大阪公演からもう1週間くらい経ってしまいました。

本記事はライブレポート…ではないですね。

各曲に対して自分がどう思っているのか、パフォーマンスやMCから受けた印象がどうだったかをまとめる事にしたのです。だから、感想文。

 

なぜそんなことをしようかと思ったのかというと、正直書くと千夜ちゃんからの影響です。

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Unlock Starbeatカードコミュ

Unlock Starbeatのカードコミュから分かるんですけれど、彼女は自分の中に湧き上がった感情をあいまいな言葉や勢いで済ませずに、はっきりと一般的な単語、要は仲間意識という言葉にして自分の中に落とし込んでいるわけです(と自分としては思っているのですが、どうでしょうか。)。

だから俺もそうしてみようかなと。個人的な感情の整理としての言語化をしようかなと思います。

そういえば…このブログをはじめたのも彼女がきっかけだなあなんて思ったり。いや、別に千夜ちゃんのことは好きdh…になりきれてないな…その辺は別記事で上げないかもですね。

 

 

ライブの感想

※開演前~オープニングアクト

 今回の座席:初日→E6ブロック 2日目→A15ブロック

2日目の席が特に最高で。前が柵だったのでオールスタンドのライブに来ている感じで楽しめました。某未央P殿、本当にありがとうございました。改めて御礼を。

 

 幕張→名古屋→大阪と、音楽がテーマと公式ではめちゃくちゃ言われていたのですが、個人的には3公演ともショウアップされた舞台、ショー的な趣を感じていて、今回の大阪で緞帳が下りていたのをみて改めてそう感じました。

隠されていると、見たくなる。

開演前からわっくわくです。わくわく!Glowing Rock!

 

また、2日目の緞帳にかかったFINALのライティングが最高で。

3会場6公演のツアーの終わりと、楽しかった大阪公演が一瞬で過ぎ去ってしまう切なさと、最後に出し尽くしてやるぜっていう熱さを感じられて大変良かったです。

※各披露曲の感想

ノリで書いているので、セットリスト順とは限りません。

・ガールズ・イン・ザ・フロンティア

 デレステの周年曲は、個人的には戦いの歌だと思っておりまして、それはやっぱりシンデレラガール総選挙に帰結するコンテンツだからかなと思っているんですけれど。
そんな周年曲の中では、この曲よりBEYOND THE STARLIGHTとかイリュージョニスタ!の方がなんというか…歌詞から必死さとか泥臭さが感じられて、でも曲自体はとても綺麗なところが好きなんです。

その考えからいくならこのガールズ・イン・ザ・フロンティアは綺麗過ぎる感じがしてそこまで…って感じだったんですよ。今までは。

 今回のライブで観たガルフロは全く違っていて、開幕イントロから生バンドの音圧からくる迫力、力強さと歌唱の全力さに圧倒されたし、綺麗ごとでも、理想でも押し通すパワーがあったよな…と思いました。超かっこいい。

 

 また、しぶりんのソロパートが超かっこよくて。

3公演がんばってきた彼女が拓け!!と歌っているから、よりいっそう説得力があるよなと一人納得してました。これからのシンデレラガールズも彼女が引っ張っていってくれるのではないでしょうか。そんなことも思いました。

・Unlock Starbeat

大阪公演テーマ曲。イベントでは担当がふたりも参加しています。本当にありがとう。

李衣菜ちゃんと千夜ちゃんを組ませたかったのは過去記事に書いていますのでよければ。

pinkuma0112.hatenablog.com

 迫力がすばらしかったです。

ガルフロで盛り上がった会場の熱はそのままに、楽器隊の音の良さを全力で生かしたこの曲が始まるのですが、原曲の時点で既に楽器ソロ(特にキーボード)パートが跳ねまくっていて聴いていて超面白いと思っていたわけですが、ライブで聴くと更にカッコいい。なんというか…生楽器が映えますね。

 

 ちょっと惜しいなと思ったのは、Game.verではメインボーカル+楽器隊がコーラスという歌のパート割をされていて、それはそれで正統派バンドサウンドだーと感激していたので、全体曲として歌われていたからパート割の面白さが失われていた(というか流石に無理だよねと思った。)と感じてしまった点。ただ、全体曲として歌ったからこその迫力だったと理解していますので、これはこれで。またいつか5人編成verで披露されるその日をお待ちしています。

パート割…というと、Game.verにて李衣菜ちゃんに割り振られていたパート、「ときめきのストローク」って歌詞が、JttFの「理屈じゃないよ、好きのパワーは」の流れを汲んで、彼女の輝く感性(そして、李衣菜ちゃんはそれに気づきつつある。)をあらわしているようで超気に入っているので、そこでモニタに李衣菜ちゃんが映っていたのが印象に残っています。

・Lunatic Show

今思えば、(全体曲を除いて)1曲目がこれで始まったのがあまりにも綺麗なセトリだったなと思います。

この曲の個人的に好きな歌詞が「理不尽な太陽じゃなく月の下で、私たちは輝ける」ってところで。必ずしもプラスになることばかりではない(というか、大半の人間が求められることなんてないと個人的には思う)いわゆる個性だけど、輝ける場所がある、あるかもしれないって思えるんですよね。めっちゃ励まされちゃうんだよな~これがな~マージ最高だよな~!!

これってさっつんの最後のMCの「とがったアイドルが居てもいい」ってところに繋がっていて、やっぱりこの曲で始まったのはあまりにも綺麗で、楽しくて、終わるのが切なくなっちゃうライブでした。

・Spring Screaming

個人的に聴きたかった曲。
この曲の好きなところは、歌詞の綺麗さに対して、バチバチに重いギターと全力のコールが入っているところ。めっちゃパッション!!って感じしません?俺はしてます。

生楽器が映える曲でした。期待通りにとっても素敵。
パリラパッションっていうところめっちゃ楽しかった。またやりたい!
パリラパッション!!

・ΦωΦver!! (Heart Beat Version)

IMAJOさんが1音鳴らした時点で何を歌うのかはっきり分かって、もう期待しかありませんでした。2日目のイントロ部分のギターソロ、最強でした。

 

アスタリスクというユニットに対しての個人的な印象がありまして。
前川みく多田李衣菜はやっていることも、やりたいことも、目指す未来もはっきりしていて、かつその方向は二人ともまったく違う。
なので、組んだときに何かめちゃくちゃ面白いものが生まれるのではないかという瞬発力のユニットって感じがするんです。
だからこの、ΦωΦver!! も無印、-Heart Beat Version-と2パターンあって、無印からはより強く前川の印象を、-Heart Beat Version-からはより強く李衣菜ちゃんの印象を強く感じるんです。

だから、俺は-Heart Beat Version-の方が好きだし、より大事に思っています。4thの思い出補正もかかって、本当に最高でした。

逆に、微妙な印象を受けた人も居るのかもしれないですね。

この数ヶ月で、ΦωΦver!! を両バージョン現地で聴けるなんて贅沢だぜ…って思いました。

・Nocturne

個人的に聴きたかった曲。
(担当の曲を除けば)シンデレラガールズ全体の中でもかなり上位に来るくらい好きな曲で。だから4thのシクレで川島さんが出てきたあの瞬間が忘れられないのですけれど。

ΦωΦver!! (Heart Beat Version)からこのNocturneへの流れもその辺り彷彿とさせまして。
ステージのライティングが高垣カラーでその辺も思い出ボムを加速させました。ありがとうございました。

後、某橘さんのPが橘としぶりんが一緒に歌っているところが見たいという話を結構熱くされてたので、おめでとうという気持ちでいっぱい。

オウムアムアに幸運を

個人的に聴きたかった曲。

この曲で感じた点はいくつかあって、

・元々が80'sレトロフューチャーロックと銘打っているだけあって音を軽めにつくっている印象があったので、生楽器になった場合の差が激しくてすごくカッコ良かったですね。

・デュオでの披露だったのでちとせちゃんと奈緒の振り付けの差がはっきり分かって、

ちとせちゃん→どこを切り取っても絵になるような綺麗なダンス

奈緒→勢い、力強さを前面に押し出したダンス

って感じでキャラクターっぽさがはっきり感じられて最高でした。

5人オリメン披露も聴いてみたいですが、向き合って歌う振り付けなどは今回だからこそ出来た内容だと思いますので、これはこれで。

・ライティング、背景映像、ドーム天井への投影から、Spin-off!!本編のメタ的な内容"日常にアイドルがやってくる"っていうイメージを強く感じました。

というのがこの曲のちゃんとした感想。

 

超個人的アレな感想としては、好きな見た目として、背が高いスレンダー眼がきりっとしたお姉さんが好きなので、佐倉さんとまつえりさんのヴィジュアルが超好み。曲として、チョイ古ポップなロックが好き。この曲も大好き。

すごい!超好きな人が超好きな曲を歌ってる!ありがとう!大好き!

っていうのがオタク全開の感想。

・義勇忍侠花吹雪

イントロのギターが超好きなんですけど、生演奏だと更にプレイヤーが楽しそうに弾かれていたのがとても良かったですね!

頭の3人が順繰りに位置を変えながら歌っていくところが、ユニットの中での個性を表現しているようで、また、静かな熱さを表現しているようで素敵でした。

 

 

 

 

 と、ここまで書いたところで大体4000字くらいになってしまいましたので、記事を分けようかなと思います。

 

次記事はこちら。

 

pinkuma0112.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

Irreplaceable days(前編)

みなさま、ごきげんよう

 

2019年に新しく加わった白雪千夜ちゃんと黒埼ちとせちゃんの物語を2019年の最後に改めて振り返ってみたくなった次第です。

 本記事の結論から書かせてもらうと、

"彼女達のコミュが別に実装順に進んでいるとは限らない"というのはある程度言われている解釈の1つかなと思っているのですが、それからさらに踏み込んだところ。

Fascinateイベントコミュ5話のVelvet Rose初ステージを≒シンデレラガールズ7thLIVE Special 3chord♪ Glowing Rock!でのFascinate初披露と、つまりゲームと現実でのライブをリンクさせており、その他のお仕事/コミュ(TRUE COLORSや営業コミュ等)については、Fascinateイベントコミュ1~5話の間に入る、入れ子のような構造になっているのではないかと考えています。

 

 あくまでも個人的な考えです。また、ガバや記載漏れ、強引な取り方が多数見受けられると思いますが、ご容赦いただきたく。

  

 時系列の予想

・千夜ちゃんへの他アイドルからの言及
・ちとせちゃんと千夜ちゃんの歌い方の変化
・カードやコミュ等からの時期の判断
・大阪物販のグッズイラスト
まとめ

 

・千夜ちゃんへの他アイドルからの言及

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杏ちゃんから千夜ちゃんへの言及

・本能的に"嫌い"なタイプ

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アーニャちゃんから千夜ちゃんへの言及

・チヨはなんだか"寂しい"目をしてます。

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奏ちゃんから千夜ちゃんへの言及

・千夜が"なにかを抱えてる"のは、わかるけど。

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泰葉ちゃんから千夜ちゃんへの言及

・「自分」を凍らせているような雰囲気

・心は溶かされます

 

各アイドルの言及が正しい云々はとりあえず置いといて、順に具体性を増していますよね。

 

それは、それぞれのアイドルの他人との付き合い方…もあると思うんですけど、付き合いが長くなる事で分かってくるところだとか、時間の経過とか経験を積む事での心情の変化を表してると思うんですよ。

 

特に、泰葉ちゃんの表現が好きで。

 この表現はそのままFascinate5話の冒頭に繋げられて。

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Fascinate5話冒頭の"炎の夢"を多くのPが、千夜ちゃん本人ですら過去のトラウマ?に直結させている場合が多いと思うんですけど、自分は"胸の中に灯る炎"つまり、彼女の中の情熱が凄く大事だと思ってます。

また、夢占いで炎の夢を調べてみると、一見不幸そうに見える燃え盛る炎の夢は、願いが叶う、幸運の象徴である場合が多くて。

 

だから、泰葉ちゃんの心が溶かされるって表現が、千夜ちゃん自身ですら気づいてない自分の中の情熱の発露に気づいてる気がして…とても素敵だなと思うんです。

 

 

・ちとせちゃんと千夜ちゃんの歌い方の変化

 今のところゲーム中、CDとして実装されている音源が、

千夜ちゃん

・Fascinate

お願い!シンデレラ(ソロ)

・TRUE COLORS

 

ちとせちゃん

・Fascinate

お願い!シンデレラ(ソロ)

・TRUE COLORS

オウムアムアに幸運を

 

千夜ちゃんが分かりやすいと思うんですけど、お願い!シンデレラ→TRUE COLORS→Fascinateの順で歌い方に抑揚?感情が篭ってる感じがするんですよね。

特に、お願い!シンデレラのソロなんかは実装時にツイッタとかでそれなりにネタにされていたかと。ボーカロイドっぽいとかいう表現をされていた記憶があります。

 

これも自分としては時間経過の表現なのではないかと。

 

つまり、歌い方の変化は、レッスン(努力)や経験値の積み重ねの成果であると同時に、彼女達にとっての"心情の変化"/"アイドルをやることに対しての向き合い方の変化"の表れであると。 

 

だから、仮に歌い方の変化で並びかえると、

お願い!シンデレラ

オウムアムアに幸運を

TRUE COLORS

Fascinate

 

…になり、解釈としては

お願い!シンデレラはアイドルとしての始まりの曲。

オウムアムアに幸運をはTRUE COLORSのコミュで触れられていた、それまでのお仕事のひとつ。

TRUE COLORSは根本的に変わるきっかけ。

Fascinateは二人の一つの到達点。

 

みたいな感じで捉えられるんじゃないかなと思います。

 

・カードやコミュ等からの時期の判断

2人の恒常SSR特訓前の実装日が4/19、桜が散る時期の実装だという話は過去記事で何回か触れてるんですけど、その他のカードでも実装日、カード背景、コミュの内容から時期がある程度断定できるんじゃないかという考察です。

 

では…実装順に紹介していきたく。

 

【Fascinate】黒埼ちとせ 特訓前/Fascinateイベントコミュ4話後半イラスト

(2月28日実装)

「fascinate ちとせ」の画像検索結果

本イラストにて特徴的なのは、ピンクがかった月。

 

調べると実際に毎年6月ごろ月が赤みがかる時期があるみたいです。

詳しくは以下リンク参照

 https://planetarium.konicaminolta.jp/stariumnavi/starguide/hoshizora/20190617.html 

 

というわけでFascinate4話後半のちとせちゃんとPのやり取りはおそらく6月ごろの出来事。

 

営業コミュ~The Door into Summer~

(7月29日実装)

このコミュは、内容的に季節的な何かが出てくることは無い…と思うんですけど、

"夏への扉(直訳)"というタイトルのコミュを7月末日という夏の時期に実装したことから、実際に7月末ごろの出来事だったのではないかと。

 

TRUE COLORSイベント

(8月31日~)

TRUE COLORSがデレステ周年記念で実装された曲のため、本イベント自体が9月3日のアニバーサリーを祝う内容。

つまり、9月頭ごろのコミュ。

 

【クリムゾンセレニティ】黒埼ちとせ 特訓後/劇場1363話

(10月18日、10月20日実装)

特訓後のイラストを見ると星空が映りこんでおり、おそらく秋の星座なのではないかと思われるのが1つ。

 

また、同イベントの劇場にてコーヒーの話題に触れているのですが、コーヒーの豆にも旬の時期があり(メインクロップで検索してもらえると出てきます。)、特にヨーロッパで飲まれていたコーヒーの産地であるところのエチオピア辺りのメインクロップは10月ごろ~なんですよね。

だから恐らく、本カードは10月ごろ、実装時期通りの出来事。

 

【ホワイトロワイヤル】白雪千夜 特訓前

(11月22日実装)

背景にススキと思われる植物が写り込んでおり、ススキが秋の七草であることから、10~11月のイラストであることが分かります。

また、イネ科の植物、という点から考えると今年の11月14日~15日に「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が実施された、大嘗祭を表しているのかなと思います。

詳しくは以下リンクを。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/japans-emperor6/articles/articles_ceremony_05.html

 

そのため、本カードについても実装時期に近い、11月中旬ごろの出来事かと。

  

・大阪物販のグッズイラスト

 大阪公演の前日物販での彼女達のグッズイラストを見ると、ペンライトはN、その他のグッズがFascinateの特訓後イラストで統一されていたんですよね。(参考写真:千夜ちゃんの大阪物販ページのスクショ)f:id:pinkuma0112:20191231172247p:image

これも意図的なものがあり、SSRのイラストを使わなかったことに対して、"大阪公演の時点では、キャラクター的にまだSSRの内容を迎えていない"もしくは、"大阪公演の時点での二人の到達点はSSRではなくFascinateのSR"という意味なのではないかと。

つまり、私達はSSRで少し先の未来を見ている。

 

そこから飛躍させてFascinateのストーリ上の初ステージと、ナンバリングライブでの初ステージが時間軸的にリンクしてると思ったんですけど…

 

まとめ

 

こんな感じで並べていくと、

 

ちとせちゃんN

千夜ちゃんN

Velvet Rose結成/Fascinate1~4話前半

(同前後でちとせちゃんのバベルコミュ、オウムアムアに幸運をへの参加)

アイロワでのVelvet Roseゲスト参加

Fascinate4話後半(6月ごろ)

営業コミュ(7月末)

TRUE COLORSイベ(9月頭)

【クリムゾンセレニティ】黒埼ちとせ(10月ごろ)

千夜ちゃんSecret Daybreakコミュ参加(10~11月ごろ)

【ホワイトロワイヤル】白雪千夜(11月頃)

Velvet Rose初ステージ/Fascinate5話(20年2月)

恒常SSR(20年4月末)

 

という感じになるんじゃないかなーと思うんですけどどうでしょうか。

 

実装時期そのものに意味を持たせるって表現は、現実とクロスさせる、ゆくM@SくるM@Sで言っていた、アイドルたちを更に身近に!ってところを強く感じました。

めちゃくちゃすごい。

 

 

 

本当はこの並びを踏まえた上での各カード解釈まで書けたらと思っていたんですけど、分量的にも時間的にも12月31日中に間に合わなさそうだったので前後編に分けたいと思います…

 

それでは皆様。

ささやかな不安と、大きな希望を胸に。

これまでの出会いと、これからの出会いに感謝を。 

一日一日、かけがえのない日々を大切に。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

TRUE COLORS(M@STER VERSION)を聴いて思ったアレコレ

皆様ごきげんよう

 

ここには本来バンナムフェスの感想、もしくは開幕直前!!目指せ☆アイドルフェスティバルの感想記事を書くはずだったんだけど、TRUE COLORS(M@STER Ver.)の記事です。こっちが先にまとまったんで。

 

音楽に詳しくないので語彙がアレなんですけど、なんとか読み取ってもらえると助かります。

 

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たぶん聴く人によって思うところは色々あると思うんだけど、個人的に大きく感じたのは曲中の楽器の構成が大きく変わっていくところ。

 

全体を通して、ストリングスがメロディを作ってて、

1番Aメロ、Bメロはピアノが主。

1番サビのあたりからギターが少しずつ目立ち始める。GameVer.だとここまでで曲が終わる。

でも、M@STERVerだと、2番のAメロ途中からギターが強くなって、ピアノとセッションを始めるかのように演奏もアレンジされていって。

間奏→Cメロでコーラスが入り。

ラスサビからは今までの楽器たちが全部盛り、アウトロではコーラスのHold hands each other, smile one another.(聞き取り間違ってるかも)メッセージが入って最後まで駆け抜ける。

 

M@STER Ver.で聴くと1番と2番で印象が変わるのがすっごく好き。

特にギター(とドラム)を推したい。超カッコいい。

 

1曲の中で音色が段々増えていく構成は、単純に楽曲として面白いし、

(個人的にはサカナクションのミュージック‪ https://youtu.be/z2TNnnQbGJs‬ を思い出したり。)

シンデレラガールズの"仲間の数が増えていく"ってところを表現しているようでもあれば、

音楽をフィーチャーした7thライブのテーマを象徴しているようでもあり、すっごく素敵。

 

7thライブを象徴しているって理解をするなら、ギター部分はロック!!


李衣菜ちゃんを担当しているプロデューサーとしては、ロックは音楽ジャンルの1つって意味だけではなく、カッコいいとか、面白いとか、楽しいとか、好きだとか、色んなことの表現で。

何よりも"自分らしさ"の象徴だとだと思ってるんですよね。

(これが多田李衣菜担当Pの総意だと思ってはいないけど。)

 

これを踏まえて、ギターがフィーチャーされる2番Aメロの歌詞を見て頂くと。

 

"オレンジに染まる 笑顔

欠点やクセすら 愛しい(ここでギターが入る)

大事な気持ち隠して 祈るよ

ずっと 焦がれた"

 

この辺を、欠点やクセみたいなマイナスの要素も愛しい。That's life‼︎って感じで受け止めて、ギターが入ってアレンジがかかり始める→自分らしさを表現し始めるっていう取り方を自分はしてて。

 

この要素って多分どの娘にも言えると思うんだけど、歌唱メンバーの中でも特に自分が強く感じたのは千夜ちゃんに対して。

 

自分は正直なところ、まだ千夜ちゃんがあまり好きではなく。

 

何かを与えてくれる人に対する拒絶、威嚇も。

自分とだれかを比べて自分は無価値だと呟くのも。

自分は邪魔じゃないかと思って人の会話の中に入れない感じも、でもぜんぜんそんなことなくて考えすぎてた自分が恥ずかしくなっちゃう感じも。

その行動をとってしまう気持ちは分かるよと思いつつも、だからこそ全く好きになれず。でもそこに惹かれてもいて。


でも、彼女がアイドルになったのは(無意識かもしれないけど)きっと何かを期待したからだと思うし、[Fascinate]の特訓前の台詞は本当にそう思った憧れだと思うんだよね。

彼女の心の中には熱い気持ちがある(はず)。だからこそちとせちゃんからの人物評は"太陽のよう"。

 

TRUE COLORSの千夜ちゃんソロを聴くと、ステ実装のお願いシンデレラソロと同じく、基本は平坦な歌い方をしているんだけど、2番から感情が漏れはじめて、Cメロから先で溢れた感じがして。すごく感激してしまい。

これから先、千夜ちゃんが何をみて、何をかんじて、どうなっていくのかすごく楽しみ。

 

以前の記事も書いたんだけど、この歌唱メンバーの7人は何らかのコミュで"色"の話をしてて、ちとせちゃん、千夜ちゃんもその例に漏れないんだけど。でも、この2人はCDが発売された今でもまだペンライトの色が公開されてないので、"一体この娘達の色は何色なんだろう?"って考えることを楽しめてて。

 

2月末、初めてのボイス付きユニット、楽曲持ちアイドルとして初登場。

4月末、総選挙と"桜散る時期"が被るタイミングで終わりの美しさを表現したSSRが実装されて。

7月末、の夏がもうすぐ真っ盛りって直前に"夏への扉"コミュ実装。

そしてデレステ周年イベントを経て今、大阪公演の事前物販でペンライトの色が初公開されるまでの隙間の時期を楽しんでいるので、リアルタイムで追いかけるのが本当に楽しい。

これからもよろしく。

皆さんもどうですか?

 

他にもTRUE COLORSを聴いているとASのDestinyが思い起こされてボロ泣きしてしまうとか(要所要所の歌詞が同じ意味で取れたり、メロディが似ている部分がある。特にサビ前とか。)、歌い分けが最高だとか。色々書ける事はありそうなんだけど、1番書きたかった内容だけ書いて後は打ち上げの時に話して満足する内容かなって思ったのでこれで。

 

やっぱり大阪公演がスーパー楽しみだな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ここから先は曲とは関係ない、少し未来への期待とちょっとした自分のエゴの話。

クレジットタイトルの後のおまけみたいなもの。

 

昔は担当同士でユニットを組ませたいとはあんまり思っていなかった(そも1コンテンツに1人ずつだったし。)んだけど、千夜ちゃんはどうしても李衣菜ちゃんと組ませたくて。

 

そうはっきり思ったのは、今年初めの"目指せロックスター"アイドルチャレンジの復刻。

 

シナリオとしては、李衣菜ちゃん、ライラさん、星花さん、清美ちゃんの4人がFOUR PIECEというバンドユニットを結成して、その活動を通してそれぞれが"新しい可能性"を見つけるんです。そして、4人ともその新しい可能性をきっかけに、"いつか自分自身の最高傑作""自分だけのマスターピース"を目指して新しい旅路に出る…という感じ。

 

李衣菜ちゃんはリーダーとして全力で自分だけのロックを表現しようとしていたし、だからこそ他の3人も李衣菜ちゃんの熱に感化されてアツくなったと思うんですよ。

 

だから、千夜ちゃんと李衣菜ちゃんを組ませることで、

千夜ちゃんには自分自身の"可能性"を見つけて、"For M@STERPIECE"なこれからを進んでいく様な娘になって欲しい。

李衣菜ちゃんにはRtBでなつきちと組んだ経験からさらに進んで、全力で自分のロックを表現しようとしてほしいし、引っ張られるだけでなく他の娘を引っ張っていく側になって欲しい。と思っているので、大阪公演のタイミングでなくてもいつか1回は組ませたい。だから少し未来への期待。

 

でも最近は、担当してからの数年で自分が李衣菜ちゃんに影響された部分があるから、千夜ちゃんにもそうなって欲しいと思っただけで、あれやこれやと理由を付けたところで、所詮エゴかもしれない。

 

 

黒埼ちとせちゃんのウワサ“吸血鬼の末裔らしい”に対する幾つかの考察(あるいは妄想)

皆様ごきげんよう

 

月刊ペースになっているのは副業が忙しいからだと気づいた。せつねえ。

 

今回は黒埼ちとせちゃんのウワサ“吸血鬼の末裔らしい”に対して幾つかの解釈案を立てました。

ネタバレと受け取れる箇所もあるかもしれません。注意。

 

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割と長文になりそうなので、お時間よろしければお付き合いください。

また、あまりにもにわか仕込みのところが多いので、その辺はゆるしてください。

 

※まず前提として…

 

SSR特訓前:桜の話

 

SSR【緋薔薇の令嬢】の特訓前が、千夜ちゃんと一緒に散り際の桜を見に行くカードなんだけど、

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多分皆気になった…というか割と核心なのでは?と思ったこのセリフ。
(僕は初めて引いた時、ブカレストブダペストと聞き間違えてあんたん報告ツイットをしたのでアレなんですけれども…なんでか今でもわからない…)


ブカレストルーマニアの首都。
ルーマニアといえば、ドラキュラでおなじみ吸血鬼伝説が残る国。

 

そんなブカレストのヘラストラウ公園という公園の中に、1998年に日本ルーマニア協会が造設した日本庭園コーナーがあるらしい。ここには、当初から桜が植樹され(おそらく)今でも見ることができるはず。このカードが“現実的に桜が散る時期、4月中旬ごろに実装されたカード"なので、比較的現実に近づけた表現をしている…とするなら、ちとせちゃんがいうところの"ブカレストで見た桜"はおそらくここの桜じゃないかなと思う。

 

この推察が正しいなら、更に時間軸まである程度踏み込めるんじゃないかと。
桜が植樹されてから、ある程度私たちが想像する桜のサイズに成長するまで20~30年かかるようなので、ちとせちゃんが日本の桜を見て当時を思い出すようなタイミングでブカレストの桜を見ているのであれば、長くとも10年前くらい…つまり2000年代はじめ〜中頃くらいにブカレストの桜を見ていたのでは?と考えられる。

だから、≒物心がついた位の、言語形成がある程度できてきた時期くらいまではルーマニアで生活していて、それから日本に移住してきた帰国子女(もしくは帰化して名前が変わった。)なのではと想像できそう。

 

ちとせちゃんと千夜ちゃんの出身地が違う事もこれが関係しているのかも。

出身地の定義を調べてみると、

国土交通省の文面だと「生まれてから15歳までの間、一番長く過ごした場所」

また、出身地を調べた場合多く出てくるのは「産まれてから1番影響を受けた場所」

そう、あくまで“出生地”ではなく“出身地”だから、日本に来た時に離れ離れになってしまい、そこで過ごした期間が1番長い(もしくは“人格形成”に1番影響を与えた)のかもしれない。

 

お互いが1番辛かった(かもしれない)時期に離れ離れだったから、千夜ちゃんはちとせちゃんを守る〜的な言動をとり、ちとせちゃんは千夜ちゃんに特に優しいのかな?

 

 

•黒埼という苗字の話

 

埼(もしくは崎)は≒先って事で山の端とか出っ張った陸地の意味があるらしい。
そこから転じて岬の名前とか埼玉の当て字に使われてるみたい。

 

埼をもしただ端として捉えるのなら、吸血鬼伝説のブラン城のような山城が想像できるんだけど、それなら山へんの崎を使うのでは?と思った。
そう思うと崎と埼の違いにも何か意味があるはず。


ということで調べると、陸地側から見た岬が崎、海側から見た岬が埼という用途で使うようある程度定めているよう。だから地図だと岬を崎と表記し、海図だと岬を埼と表記することが多いみたい。

 

それを踏まえて先述のルーマニア要素も入れると、ルーマニアが接する"黒"海の"埼"形状の場所を示しているのではないかと思ったりしたり。


ルーマニア黒海に面しているところはコンスタンツァという港町で、町の中でも特に、旧市街が岬のように少し出っ張った形状になっているらしい。
特に端のほうにはモスクがあるらしいんだけど、どのくらい関係があるかを考えるには、本当に関係があるのかを検証するには、僕には知識と教養が足りなかった。

 

今のところはこのあたりに暮らしていたのかな?とか"海から見た"が引っかかって、過去に侵略、移住等を行った側なのでは?等々ふんわりした想像しかできなかった。精進します。

 

 

 

 

 

ここからが本題です。

以下、前提をやや踏まえた解釈案です。

 

 

•A案

 

これはFascinateシナリオまで読んで比較的最初の方で思いついたパターン。

 

頭脳明晰、日本人離れした美貌、家柄による恨み、妬み、嫉み。
病弱なことにより、日中は刺激が強くてベッドに居る時間、寝ている時間がどうしても長くなってしまうこと。(それによって夜に行動できてしまう。)
前述の物心ついた後の移住による言葉の壁(とたぶんルーマニアからの移住って事もすぐに広まるかもしれない。)によるハンデ。

 

これらが組み合わさって、ある時誰かが言い始めた。


「彼女は人間ではない。きっと吸血鬼か何かだ。」

 

ウワサは(悪意があるモノほど)すぐに広まるものだし、本人の耳にも届くだろう。


孤独で居ても構わないなら、ウワサを聞いた人間と関わらなければよい話なのだけれど、たぶん彼女はどう思われても構わないからヒトの輪の中に居たかったのかもしれない。

 

だからこそ、"吸血鬼"をロールし始めた。

 

最初はロールだったかもしれないが、段々と馴染んで、変えられなくなって、未だに続けてしまっているのかもしれない。

 

この解釈でいくなら、
アイドルに向いている発言は恵まれた見た目、頭の良さから。


千夜ちゃんを誰かに託すような発言は、自分を曲げなくてもヒトの輪の中に入れる場所(今の事務所)を見つけたから。

自分はだめだったけれど、大好きな千夜ちゃんは己を曲げずに受け入れてくれる友達を作ってほしい。居場所を見つけてほしいと思っている。


諦観のような言動はヒトの輪の中に入るために己を捻じ曲げているから。


散り際の桜を美しいと感じる感性は、散る桜に、他人にあわせて自分を変え続ける己を投影しているのかも。

 

 

•B案

 

一般的によく担当Pの中で言われているパターン。

 

すなわち、自分の命がもうあまり長くはないことを自覚していて、それが言動に現れてしまっている。

 

ウワサについてはAと同じ理由で言われ始めたのかもしれないし、もしかしたら"吸血鬼の末裔だということ"と"だからこそ命が長くない"と聞かされていることが広まったのかもしれない。A案と同じく、状況から派生したパターン。

 

この解釈でいくなら、
アイドルに向いている発言は恵まれた見た目、頭の良さに加えて美人薄命、余命が短いことから滲む、"他人とは明らかに違う何か"を自分で自覚しているから。

 

千夜ちゃんを誰かに託すような発言は、自分の命が長くないことを自覚しているからこそ次の居場所を見つけてもらうため。


諦観のような言動は残された時間が短いことを自覚しているため、やり遂げられないと諦めているから。


散り際の桜を美しいと感じる感性は、散る桜に儚く消える自分と、直前の輝きという希望を重ねているのかもしれない。

 


•C案

 

完全にメタ。メタメタのメタなパターン。

CVの佐倉薫さんのあだ名が"吸血鬼の末裔"だから。

 

言動、キャラクター性については吸血鬼の末裔のウワサ先行。


アイドルに向いている発言はキャラデザとCVからのキャラ付け。


千夜ちゃんを誰かに託すような発言は、シンデレラガールズがもともと個を推すコンテンツだから。


諦観のような言動はキャラクター性。影がある美人っていいよねって感じ。

 

SSRの特訓前の桜も花散るということがメインなのではなく、風が吹いて桜が香るって事で桜香る→佐倉薫で声優さん主体のミーニング。

 

いや、書いてて思ったけどこれはない。


ないけど、ここまで織り込んでるのめちゃくちゃ凄くない?天才か?

最初からcvが付いていたからこそ、出来るキャラクターだと思う。

 

 

•D案

 

吸血鬼はあくまで存在する。ただし不死ではなく普通の人間と変わらない。という論から持ってきたパターン。詳しくは次の記事を参照(https://jp.sputniknews.com/life/201710274227773/)

 

2013年に設立されたイタリア吸血鬼協会の会長、ダヴィデ・サンタンドリア会長曰く、

 

インタビュー記事の内容を転記すると…

「イタリア吸血鬼協会は私が2013年に設立した正式な組織です。私のような本物の吸血鬼を1つにして、そうした人々の権利のために戦います。さらに、米国の吸血鬼研究を基に医学的テーマも取り扱います。米国ではこの現象はすでに30年間研究されています。イタリアの協会には2000人います。

 

私たちは映画やテレビで映される吸血鬼とは似ていません。不死ではないですし、棺桶で寝ることも、にんにくや聖水を恐れることもありません。私たちは人間ですが、医学的観点からは他の人々と異なるのです。私たちの体温は34度から34.5度。太陽光に敏感ですが、太陽は私たちを殺せません。ですが、太陽光は私たちの肌トラブルを引き起こす可能性があります。 

もう1つ吸血鬼特有の特徴があり、それは骨折後に骨組織の治りが早いことです。例えば、ある時私は肋骨を4本折りました。医者は完治に2ヶ月だと述べましたが、10日後には私はもう完全に健康でした。加えて、私たちの生活リズムは『反転』していて、夜中にスーパーアクティブになり、昼には寝たくなります。

 

医学的観点からは、本当の吸血鬼に必要なのは血なんかではなく、生命エネルギーです。健康でいるため、私たちは普通の人より多くのエネルギーを必要とします。吸血は最も容易なエネルギー抽出法です。なぜなら、生命エネルギーは何よりも血中を回っているからです。エネルギーを得るためには小さな切り傷を作って、そこから少し血を吸うことで十分です。ですが、本当の吸血鬼の圧倒的大多数は血は吸いません。


本当の吸血鬼は今に至るまで描かれているようなモンスターではありません。法執行機関と協力するものもいる普通の人間なのです。」

 

記事そのものが胡散臭さもあるとは思う。

だけど、コミュ、セリフからとれる特徴としては結構近くないか?と思ったり。

立ちくらみや貧血を頻繁に起こす描写と、夜に行動するシーンが多いのはこれで解釈が出来ると思う。

 

 

この解釈でいくなら、
アイドルに向いている発言は恵まれた見た目、頭の良さから。また、生活リズム的に定められた時間働く普通の仕事よりも向いていると感じたんじゃないかと。

千夜ちゃんを誰かに託すような発言は、生活リズム等普通の人間とズレがある中で、千夜ちゃんは普通の人と関わりを持って欲しいという願いから。

諦観のような言動は、やっぱり周りの人間とのズレを感じていて、周りの人間にとっては当たり前のことが当たり前のようにできない自分が嫌だから。

散り際の桜を美しいと感じる感性は、桜の散り際の作用から。桜が散る直前には花を切り離す為に離層が形成されて、本来幹に吸収されるはずだった栄養が花の中に留まる。だから散り際の桜が1番色付いていて美しいし、ある意味1番“生命エネルギーを含んでいる"とも取れるんじゃないかと。

 

 

•E案

 

フィクションである事を全面的に押し出したパターン。

彼女はいわゆる自分たちが思う不死の吸血鬼そのもの。実は人間ではない。

 

まず、以前ツイッターでデレスポのコミュにて

"鏡に映らない""許可されていない家(メイクアップルーム)の中には入ってはいけない"を破っているため吸血鬼ではない。

とのつぶやきを見かけたけれど、1コマ劇場のにんにくが食べられるネタも合わせて、ブラム・ストーカー作のドラキュラに出てきた、ドラキュラという一個体の要素を否定しているだけ。

吸血鬼である可能性そのものを否定しているわけではないと思う。

 

ちとせちゃんを担当にしてからVampire(吸血鬼)そのものについてざっと調べたりしてるんだけど、その中で結構多く出てくるのが妖婦、毒婦、異性の運命を狂わせるファム・ファタル的な要素。

そもそもVampireの語源の一説がトルコ語uber(魔女)だし、種村季弘:著の吸血鬼幻想という本の記載を引用すると、

【Vampir(ヴァンピール)という言葉は、その後、19世紀の博物学者たちによって「吸血蝙蝠」を指す用語として転用されたが。20世紀に入るとさらにもう1度転用されて「銀幕の宿命の女」たる妖婦(ヴァンプ)を意味することになる。】

と言葉の意味に追加されるくらい、かなり女吸血鬼モノの創作が多く描かれている。

 

メモリアルコミュ1の誘惑するような言動も、

特技名等に入っている魅了、甘美、魔性という要素も、

緋い瞳に白い肌、魅力的な外見もすべて彼女が吸血鬼である事を示しているような気がしてきてしまった訳で。

そう考えると、自分がアイドルに向いてる~に類する発言は数ある創作の中の、特に女性の吸血鬼が出てくる作品の内容を踏まえた上で、自分自身のことを言っているのではないかなと。

 

そういうことを考えているとレッスン着の着こなしも、自分の性的な魅力を理解した上で"あえて露出が多いものを選んでいるのでは""あえて肩を出して着ているのでは"って感じがしてくる。

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してくるだけかもしれないけど。

 

彼女が不死だとすると、他の言動、台詞類の解釈も真逆の受け取り方になり…

 

千夜ちゃんを誰かに託すような言動は、自分と千夜ちゃんの生きる時間軸が全く違うから。

 

諦観のような言動は、あまりにも永い生命活動の中で最後には周りから何もなくなってしまうから(この辺はスティーヴンキンググリーンマイルとかが近いかも)。

もし、肉体が人間に近いなら記憶、経験もすべて引き継げる訳では無く、自分が生きていることに意味を感じられないから。

ただ、死なないだけ、終わらないだけでその先には何も無いから生きるのがつまらなくなってしまうのでは(この辺はFGOの虞美人とか、西尾維新:作のヒトクイマジカルに出てきた円朽葉とかとか。伝わらないたとえだとは思うけど)


散り際の桜を美しいと感じる感性は、自分自身が終われないから、散れないからこそ終わりがあるモノを美しいと思っているのかもしれないし、"寿命がある周囲の人間"が散る桜のように映っているのかなと。

だからこそちとせちゃんには"何かのために生きようとする"千夜ちゃんがすごく美しく見えているし、それが自分に向けられていることに心から感謝をしているんだと取れる。


そう思えば、ちとせちゃんと千夜ちゃんは互いが互いに(若干ゆがんだ認知で)美しく見えているし、ちとせちゃんが千夜ちゃんを他のヒトの輪に入れたがっているのは、自分だけじゃなくて他の何かのために輝く千夜ちゃんが見たいからかもね。

 

後、メタ的な要素として、“コンテンツが終わらない限りこの娘は生き続ける"ってことを反転させて、不死のキャラクターを実装することで、コンテンツが終わらないで欲しい。いつまでも続いて欲しい。という願いを込めたのかと思った。思ったんだよ。

 

 

 

 

ってな感じで、ある程度分かってる情報と、調べてきた情報を組み合わせて5パターン程考えてみたんですけど、どうでしょうか?

 

担当の中でも“余命が短い"がまるで当たり前の解釈かのように語られている訳で、でも正直今までの俺の人生の中で出会ってきた“余命が短い"キャラクターでも、人間でも、あんな諦観はしていなかったように思ってしまってるんです。俺は。

だからこそ余命が短い以外の解釈も出来るし、そう思ってる人が1人でも居ないかな?と思ってこの記事を書いてみました。

 

あと、自分は、この娘のストーリーの面白いところがその解釈の幅にあると思っていて…Pとかファン側の価値観や経験とかでセリフの受け取り方が変わると思うんですよね。文面が含みを持った言葉で書いてある。

ある種この受け取り方ってやつもプロデューサーの個性、つまり“色"なのか…と思ってすごく1人で納得してるわけです。True Colorsってそういう事でもあるのかって。無色透明では居られないんだよね…

 

だから、今はそれこそ“色々"な解釈を聞いてみたいし、そういう意味で少しでもこの娘を担当してくれるP、見てくれる人が増えたらいいなと思います。

 

大阪公演が楽しみですね☆